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中古住宅×リノベーション専門店 SHIMAKEY(シマケイ)スタッフコラムお家の暑さ対策

スタッフコラム

2026.06.18
  • [不動産お役立ち情報]

お家の暑さ対策

近年では、6月になると本格的な夏のような暑さを感じる日が増えてきました。
多くのご家庭ではエアコンが稼働し始め、「なんとなく効きが悪い」「電気代が気になる」といった不安も出てくる時期ではないでしょうか。

実は、この時期の暑さ対策はエアコンの使い方だけでなく、住まいそのものの工夫が大きく影響します。
同じエアコンを使っていても、住まいの状態によって快適さには大きな差が生まれるのです。

今回は不動産と工務店の視点から「今すぐ見直せる暑さ対策」と「根本から快適性を高める方法」をご紹介します。

 

窓まわりを整える

室内の暑さはエアコンだけで解決するものと思われがちですが、実際には窓からの熱の出入りが室温に大きく影響しています。
一般的な住宅では夏場に室内へ侵入する熱のうち約7割が窓や開口部からと言われており、窓まわりの対策は非常に重要です。

まず取り組みやすいのが、カーテンの機能性を見直すことです。
カーテンは単なる目隠しではなく、日射や熱をコントロールする室内側の断熱材のような役割を持っています。
 ・遮光カーテン(完全遮光・1級〜3級)
 遮光率の違いで日差しを抑え室温上昇を軽減。
 遮光率の高いレースカーテンは、日中はもちろん、夕方の西日対策に有効です。
 ・遮熱カーテン
 生地のコーティングや繊維構造により赤外線(熱)を反射・吸収し、温度上昇をやわらげます。
 ・ミラーレースカーテン
 光を取り入れながら視線と一部の日射をコントロールできます。

 

より根本的な改善としては、窓自体の断熱性能の向上も挙げられます。
例えば「インプラス(内窓)」は、既存の窓の内側にもう一枚窓を設けることで空気層をつくり、断熱性を高める方法です。
断熱性能の向上は冷房効率だけでなく、冬の暖房効率や結露の軽減にもつながります。

 

不動産とリフォームの両方の視点から見ると、窓まわりは手軽な工夫から設備改善まで段階的に対策できる重要なポイントです。
まずは身近な対策から取り入れ、住まいに合った方法を検討していくことが無理なく快適性を高めるコツといえます。

 

風の通り道をつくる

エアコンを使用していても部屋の場所によって涼しさが違うと感じることはないでしょうか。
その原因のひとつが、室内の空気がうまく循環していないことにあります。

冷たい空気は下にたまりやすく、暖かい空気は上にたまりやすい性質があります。
そのため、空気が動かない状態では温度にムラが生まれ、エアコンの効率も低下してしまいます。

そこで重要になるのが「空気の流れ・風の通り道」をつくることです。
まず基本となるのがサーキュレーター扇風機を使った空気の循環です。
エアコンの冷気を部屋全体に行き渡らせるように風を送ることで温度の偏りを解消しやすくなります。

効果的な使い方としては
・エアコンの風を天井方向へ持ち上げるように送風する
・部屋の対角線上に風を流し、空気を循環させる
といった配置が挙げられます。

また、意外と見落としがちなのが家具の配置です。
大きな収納やソファが風の通り道を遮っていると、冷気が一部に滞留し、空間全体が効率よく冷えません。
さらに、リビングと隣接する部屋との間仕切り(扉や引き戸)の使い方もポイントです。
開け方ひとつで空気の流れが変わり、冷房効率に差が生まれます。

風の通り道を意識した空間づくりは、設備に頼りすぎない快適性を生み出す要素のひとつです。
日々のちょっとした工夫でも体感温度は大きく変わります。
エアコンの性能を最大限に活かすためにも、空気の流れを整える視点を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

外からの熱を防ぐ

 

ここまでは窓まわりや室内でできる暑さ対策をご紹介してきました。
これらの工夫だけでも体感温度は大きく変わりますが、さらに快適性を高めるためには「外からの熱の入り方」に目を向けることも重要です。

建物まわりの地面や外壁は日射によって高温になり、その熱が窓や外壁を通して室内に伝わります。
このような熱の伝達は「輻射熱(ふくしゃねつ)」と呼ばれ、空気温度だけでなく体感温度を押し上げる要因となります。
この対策として重要なのが日射を建物に当てる前に遮る「日射遮蔽」の考え方です。

…戸建住宅での日射遮蔽…
戸建住宅では、敷地や建物まわりにある程度の自由度があるため、外構計画によって日射の影響をコントロールすることが可能です。
・人工芝やウッドデッキを設けることで地表面の蓄熱を抑え照り返しを軽減する
・植栽を配置し直射日光を遮ると同時に蒸散作用によって周囲温度の上昇を抑える
地面からの照り返しや建物への直射日光を抑えることで、室内に伝わる熱を軽減し住まい全体の温熱環境を整えることにつながります。

マンションでの日射遮蔽…
マンションの場合は外構の自由度が限られるため、専有部に近い窓まわりやバルコニーでの対策が現実的です。
・サンシェードを設置し開口部への直達日射を遮る
・すだれを用いてガラス面の温度上昇を抑える
・グリーンカーテンを取り入れ日射遮蔽と蒸散効果を併用する
これらはガラス面に日射が到達する前に遮るため、室内側のカーテン対策と比較してより効率的に熱負荷を低減することができます。

物件によってはテラス屋根や外付けシェードの設置が可能なケースもあり、
開口部の日射取得をコントロールすることで冷房負荷の軽減にもつながります。
外からの熱の入り方に目を向けることで、これまで見過ごされがちだった体感的な暑さを根本から改善することにつながります。

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6月はすでにエアコンが欠かせない季節です。
だからこそ、どう使うかだけでなく住まい全体で暑さに向き合うことが大切です。

窓まわりの工夫や空気の流れの見直し、外からの熱を防ぐ対策を組み合わせることで、体感温度は大きく変わります。
こうした積み重ねが快適さだけでなく電気代の負担軽減にもつながります。

まずはできることから取り入れてみて、ご自宅に合った暑さ対策を見つけてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

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